店長のここがオススメ

盛夏の旬

夕涼み

八月は一年中で最も暑く感じるときですよね。仕事から帰り、一風呂浴びて、浴衣に着替えて縁側で涼む。
こんなシーンは最近あまり見られなくなりましたね。
どこに行っても冷房が効いていて、暑い夏に汗を流さない。逆に効きすぎる冷房の中でガタガタ震えている。
特に新幹線の中など、寒くて上着が必要なほどです。

僕は前職は風呂屋の番頭だったのですが、8月といえば、朝5時から蒸し風呂を薪で炊き上げて、日中は、薪を割りながら接客をする。とにかく一日中汗だくになる仕事で、ホテルに併設された風呂屋だったのですが、冷房の効いたホテル内で仕事をするスタッフが羨ましくもあり、恨めしく思うこともありました。

でも、夕暮れ時、汗を流した後に清清しい気持ちになれたこと、思い出として今も強く残っています。あの、海に落ちていく夕日を思い出すと、なんだか涙が出てきそうです。

夏野菜

汗をかき、夕涼みをして、そしてもっと旬を楽しむには夏野菜を食べることですよね。胡瓜、トマト、茄子、西瓜がおいしくなる季節です。
最近はこれらの野菜は一年中出回っていますが、本来は夏の食べ物です。

夏の胡瓜はヘタを切ってアクずりをすると、真っ白いアクがでてきますが、冬の胡瓜はまるでアクがでないのです。実は、この白いアクが、人の血をきれいにする清浄作用を持つのです。胡瓜にワカメ、タコなどを合わせて酢の物をつくる、「胡瓜もみ」は結構なお酒の肴になりますし、夏ばてを防ぐ食べ物のひとつです。

トマトも同様で、西洋の諺にも、「トマトのある家に胃病なし」とあり、トマトはビタミンCを大量に含んでいます。トマトを肉料理の付き合わせとして使うのは、肉の持つ脂肪分を消化吸収させるためですよね。

茄子には「秋茄子は嫁に食べさせるな」という諺がありますが、茄子には身体を冷やす作用があり、妊娠したお嫁さんを気遣っての言葉なのでしょうね。

西瓜。夏の最高のデザートですね。真っ二つに割って実をほぐして、よく冷やした葡萄酒や日本酒を入れると、最高のカクテルになります。

なにはともあれ、旬のもの万歳です。


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