整理整頓とは、?
事ある度に「整理、整頓」を嫁さんから言われる。それに格好つけてワインを取り出す。
「今日は、赤にしてみよか。」
キャップシールを開ける。
コルクにカビが生えている。
「早く飲まないからよぅ」と
逆らわない。「そうやね、○○年経っとるからなぁ」
嫁さんの整理整頓は、ワインは胃袋へか?
キッチンペーパーを湿らし、カビを拭う。
コルクの状態を確認しらがら、ゆっくり抜く。『あっ、コルクはしっかりしている。』と心の中で。
まずは、味見。
「どう?」これは、嫁さんの好み、飲めるワインかどうかを聞いているのだ。
「デキャンタージュした方が、飲みやすいよ。」
デキャンタージュ、面倒と思われる方も居られるでしょう。
一本で、二度美味しい?デキャンタージュ?
デキャンタージュの目的は、澱を取り除くことと、空気に触れさせて、ワインをまろやかで香りを豊かにさせることです。以前は、トップシールをはがし、デカンタを取り出して、ろうそくや懐中電灯で澱を見ながらやっていた。
これは、結構、時間もかかるし、気も使う。
さらに、デキャンタージュしている間、おあずけ状態にしている嫁さんにも・・・・・
そこで我が家のデキャンタージュは、コーヒードリッパーとペーパーフィルターが登場するようになる。
最初に、テェースティングで飲むための量を、多めのグラス一杯にします。
その後、セットしたドリッパーにワインを移す。
フィルターを使用するので、澱の動きを見ないですむ。
ワインがゆっくりと落ちていく間に、先ほどのグラスに注いだワインを半分、嫁さんのグラスに注ぐ。
香りを確認して、口に持ってゆく

まず、第一段階のコメントが始まる。
率直にコメントを述べてくれるが、やはり好みがあるので、悲惨な言葉を浴びるワインもある。
初めのグラスが空くと、フィルターから落ちたワインを注ぐ。
やはり、香りからチェック。口に含み、口の中の香りを鼻から出し、ゆっくり喉へ流してゆく。
先ほどのコメントが、賛辞に変わることが多い。
悲惨なコメントも、ベストの状態でグラスに注げない私の責任であるが、賛辞のコメントはワインをほめているのに、自分がほめられたように勘違いをして、嬉しくなる。
澱の少ないワインで、香りを立たせる、まろやかな口当たりにするのが目的ならば、グラスを余分にもう一つ用意して、移しかえるだけでも、変化が楽しめる。
乱暴にも思える方法で、澱が気にならないワインで、熟成が今ひとつと思ったら、グラス一杯注いだ後、こぼれないように栓をして、カクテルシェーカーのように振ってやる。
これは高価なワインだと抵抗がある。カジュアルなクラスでならばこれもありかと思う。
一本で色々な香り、口当たりを楽しむ飲み方で、料理との相性にも幅が出るようにも思う。



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