2009年7月アーカイブ

かす漬け

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kyuuridayo.jpgもう少し早い時期に、書けば良かったのだがと思いながら、酒粕漬けのきゅうり、ナスをつまみながら、晩酌をさせてもらっています。

暑さが増してくると、食欲にも変化が出てくる方も多いのではと?
「今日は暑かったから、腹が減ってたまらん」と食欲が旺盛になる方よりも、水分の取りすぎであったり、さっぱりとした物が中心となり、また食事の準備をするのも熱い時は大変で、食欲が減退される方の方が多いと思います。

こういう季節になりますと、食卓に出てくる漬物には助けられるような気がする。
糠漬け、味噌漬け、醤油、塩、酒粕など漬ける床もいろいろ。
一夜漬け、古漬け、漬け方もいろいろ。

糠も大まかに分けて、赤糠と白糠とあるが、白糠はお菓子や焼酎の原料にも使われるが、赤糠は漬物の床に使用される。
赤糠に塩水を入れて糠味噌をつくり、床をつくる。最初は、水分の多い野菜をつけてならしてやる。床も試運転と言うか、リハーサルがいるようだ。なれてきたら、きゅうり、大根など本番に入るわけだが、世話が大変なのは皆さんご承知のとおり。食べて文句は言えません。
うちの嫁さんも大粒の汗をかきながら、糠床の世話をしていますが、あのたくましい混ぜ方を見ると、「おいしいよ」です。
が、各家庭で、秘伝。伝承された門外不出のコツなどあるに違いない。
「あのおばちゃんの漬物は美味しいから、漬け方を教えてもらって来い」と嫁さんに言って、ご教授を賜り、漬けてもらうが、なかなか同じようにはならない。(贅沢なこと言ってます。)

先日、えっ。て思ったのが、糠床にウコンを入れる。と聞いた時だ。
たくわんが、綺麗な黄色、黄金色になっており、お店で買ったのか?と 尋ねると、自作であるとの事。色粉か、何か入れたのか?と聞くと「ウコン」との種明かし。
いやぁ、びっくりした。いろいろ、チャレンジなさっておられる。敬服m(_._)m

糠漬けも良いが、酒粕で漬けたのもまた、うまい。
お酒が苦手と言われる方で、粕漬けを食べても酔っぱらってしまうと言われる方も多いが、子供の頃から好きである。(**)

 日食を見た。

一人で見るより、数人で見ると、歓声であったり、感動、仰天、または、神秘に浸る人の姿が自分の感動を増幅するようであった。
雲が多く、見ることが出来るのだろうかと思っていたが、逆に雲のおかげで、月の影で太陽が欠けて行き、また満ちてくる光景を車の遮光フィルム越しに綺麗に見れた。

090722nisyokuw.jpg

 軽四のバンの後ろドアを開け、張ってある遮光フィルム越しに配達の手を休めながら見ていると「はじまっとるん?」、「かきょうるぅ?(欠けてきてる)」と周りの人が寄って来る。
「46年ぶりじゃようるもんねぇ。うちゃ、もう見れんかもしれんけぇ、よう見とこ。」
(-.-);おばちゃん。46年ぶりは日本の陸地で見れる皆既日食だよ。とは、感激をしているおばちゃんには言えない。

「何十万も払わんでも、きれいに見えたわぁ。」「保育所は見せてるかねぇ。」「この望遠鏡作ったんじゃ。」「この、溶接の面がよう見えるどぉ。」「あんたぁ、見えるよ。」「はよぉ、見にゃぁ。」
初めて言葉を交わす方も多い。共通するのは、この天体ショーに感激している事。

ここで思うこと。酒の飲み方。(こじつけかぁ)m(_._)m

生酒と冷酒

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前回、触れかけたので「生酒」「冷酒」などについて書いてみたい。

reisyu 01.jpg

「ひやざけ」酒と「れいしゅ」とまず、区別しておかなければいけない。
昔から「ひやざけ」、「ひや」と呼ばれていたのは、常温のお酒。
これは、冷蔵庫の普及する前の事を考えれば、常温か、お燗のどちらかであり、氷室の氷を使う事などは庶民には出来ない事から推察できる。
氷を一貫目、2貫目と言って買っていた経験を話すと、嫁さんが年齢詐称だと言うが、私の妹も覚えており、納得したようだ。
今でこそ、大吟醸、吟醸酒といった贅沢なお酒も手に入りやすくなったが、「冷酒用」という普通酒があります。
「冷酒用」とされているものと、されていないものの違いは、「冷酒用」の方が少し甘口になっていると聞かせてもらった。冷す事で甘さが抑えれられるので、そうしているとの事。
スッキリ感を出す為、また、辛口を好まれる方のために甘さを抑えたものもあるが、甘口が多い。
大吟醸、吟醸酒といったお酒は、燗をすると香りがきつく感じてしまうものもある。
控えめな香りが、鼻腔をくすぐり、お酒自体の味も引き立てると冷してから飲まれる方も多い。
が、吟醸、大吟醸=冷してと安楽な方程式は成り立たないと思う。
もうひとつ、以前、日本酒=酔っ払いの匂い、というイメージの強かった頃、冷した方が、香りも抑えられ、飲みやすいとお燗離れの現象があったように思う。
色々な要因で、日本酒への理解が捻じ曲げられ、常温の「ひや」「ひやざけ」が忘れられてきた、また、片隅に追いやられたのは消費の衰退にも繋がるところがあるようにも思う。  

鱧(はも)とオコゼ

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知り合いの魚屋さんで、鱧(はも)とオコゼを頂戴した。
どちらも夏の高級魚であり、どちらも怖い姿をしている。
鱧はスラリとした体に、牙のある口は目の後ろまで裂けて獰猛さをかもし出している。
01.jpgokoze2.jpg オコゼは獅子舞の面より怖いゴツゴツの顔、何より怖いのが、背びれの毒。
危ないからと、魚屋さんが背びれを取ってくれる。ありがたい。
オコゼの小振りなカラコゲでもさされると、ズキンズキンと痛み、熱まで出てくる。大人でも我慢の出来ない激痛だ。
余談だが、この顔をみると子供の頃見た「ウルトラQ」「ウルトラマン」に出てくる「ピグモン」「ガラモン」を思い浮かべる。
少し、恥ずかしいのであまり人には言わないが、同じように思っている方は居られるだろうか?(#^o^#)
問題は、調理方法。調理のされたものを想像すると、冷した日本酒が浮んできて、生唾ゴックン状態なのだが。
オコゼは、から揚げをリクエストしたが、嫁さんの独断で煮付けになる。
鱧は骨きりが大変なので、おいそれとリクエストは出来ない。吸い物になりそうな気配だ。
ひとつ思うのが、夏の肝試し、納涼大会に、この両選手は姿、形で参加できるであろうと。

なにはともあれ、私は冷しておいた日本酒を準備する。
我が家で、このような食材を調理するのは稀であるから、嫁さんの努力に敬意を払い箸を伸ばさせてもらう。
 「おい、やっぱりおいしいなぁ。」酒も、ひと際進む。
どちらも、白身で冷やにはもってこい。

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