「木桶蒸留」、「木樽蒸留」と書かれたラベルもあるが、現在の蒸留器、多くがステンレスなど金属製が多いからだろう。
昔ながら、杉の木で作られた桶、樽を使った蒸留器で蒸留する蔵もあるが、こだわりの焼酎を造る為に「木桶・木樽蒸留」を復活させた蔵もある。
「木桶・木樽蒸留」は金属製のものと比べ、熱の伝わり方に時間がかかる。
ゆっくりと蒸留が始まり、ゆっくりと熱が発散され、木の隙間からガス、アルコールもわずかだが抜ける。
これが、やわらかい、まろやかな味になる。
また、木の香りが移り、個性が生まれる。
手入れが大変で、使用期間も4~5年と短い。さらに樽、桶を作れる職人さんも少なくなってきている。
(白金酒造株式会社「石蔵の化粧箱」から)



