カリフォルニアワイン

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カリフォルニアワインは19世紀から急成長を遂げ、今では欧州ワインを超える評価を得たワインも多くあります。生産地域は多様に細分化され、複雑な気候からさまざまなスタイルのワインが造られています。

しかし1920年に施行された禁酒法により、アメリカのワイン界は致命的な打撃を受けました。これによりブドウ畑は荒れ果て、多くのワイナリーが衰退していったのです。

1933年禁酒法廃止後、アメリカのワイン生産に転機が訪れました。このとき、ワイン産業に大きな役割を果たしたのがカリフォルニア大学ディビス校によるワイン造りの研究でした。ここでの研究により、カリフォルニアを中心としたブドウ畑は、土着の品種から高級品種へと植え替えられ、徐々に高品質なワインが生み出されるようになったのです。

そして1976年、カリフォルニアワインが世界の舞台に立つ出来事が起こりました。フランスのワインプロが集まり、フランス産の格付けワインとカリフォルニアワインのブラインドテイスティング対決するイベントが行われたのです。誰もがフランスの銘醸ワインがカリフォルニアワインに負けるはずがないと思っていたところ、なんと赤、白ともに1位に輝いたのはカリフォルニアのワインだったのです。

この結果は瞬く間に世界中に知れ渡り、フランス以外の国のワイン生産者たちを鼓舞する結果となったのです。この出来事によってカリフォルニアワインが世界の舞台に躍り出ることになりました。その快進撃は今も続いています。